真のオタクに抱く幻想
皆さんこんにちは「とらうた」です。
皆さんは「オタク」ですか?
私は一般人から見ればおそらくオタクとして認識されると思いますが、自分ではあまりオタクであると感じていません。
こう答えると「オタク~」って感じが溢れますが、事実オタクと言うにはオタクしてないのです。
アニメに関していえば、どの監督が良いとか、このカットは○○さんだなとか全然わからないですし、同じ作品をなん十回と見てるわけでもない。
漫画で言えばコマは単行本では何巻の何話とか。作者のインタビューとかを網羅して作品のより深い理解をしてるわけでもない。
他にもゲームやらラノベやらありますが全部、すべて、自分が一番知っていると自信を持って言えるものはない。
熱量が無い。
オタクたるもの、なにか一つでもいい。
完璧に語り尽くせる存在があるべきだと思っています。
この考えを押し付けはしません。
自分がオタクを名乗るに必要な条件です。
あらゆるものを投げ捨ててその存在に前のめりになれる人こそオタクなのです。
あるいは、あらゆる行いを、その存在のために行っている人こそがオタクなのです。
だから私はオタクになれない。
そもそもオタクであったなら隠居なんて言い出さない。
稼いで貢ぐ。
コンテンツを支える。
オタクにかせられた唯一の使命
それを放棄している。
金を出さないファンはファンじゃない
なんて過激派にはなりませんが、やはり時間も金も両方ありったけを捧げるの人でなければ私は自分をオタクとは呼べません。
熱量が欲しい。
ありったけの熱量を。
消えることない、無限の炎を。
いや、やっぱ要らないな……